48歳で放送大学に入学。52歳で卒業しました。
僕の場合は、既習得単位として62単位が認められました。
残りの62単位をおよそ4年(正確には4年半)で習得し、卒業しました。
仕事と学習を両立することは困難を伴います。
僕がやってきた学習方法を書くことで、仕事と学習の両立に苦労している人のヒントになれば・・・と思います。
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放送大学 僕の勉強方法 3つのポイント
僕の勉強方法を3つのポイントで解説します。
放送大学 単位習得ペースを決める
まずは、目標立てです。
何をするにしても目標は大事。
いつまでに卒業したいのかをハッキリさせる。
僕の場合は「4年で卒業する」ことにしました。
短大卒だったので2年次または3年次に編入できます。
ごく普通に考えて卒業まで2〜3年ということになります。
でも僕は4年としました。(参考:社会人の僕が放送大学を4年で卒業)
4年とした根拠は、一学期中に学習できる科目数を4科目としたからです。
放送大学を始める前にいろいろ調べたら
「仕事をしながら単位を取るには一学期中に3〜4科目がちょうど良い」
という情報がありました。
一科目2単位。
62単位の習得だから
62÷2=31科目。
1年が二学期構成なので…
前期4科目+後期4科目=8科目
31科目÷8科目=およそ4年!
というわけで4年です。
「一学期中に4科目受講し、4科目合格する」という単位習得のペースを決めました。
よし!決めたからには実行しよう!
放送授業はできるだけテレビ科目を選択
放送授業はできるだけ映像で見れるものを選択しました。(参考:面白い授業|オススメ科目)
ラジオ科目は音声のみで授業内容が頭に入りにくいと感じたからです。
自分が受けてきたほとんどの授業は、講師がその場に居て解説してくれるスタイルでした。
なので同じような講義スタイルの方が理解しやすいのではないかと考えました。
でも全てがテレビ科目というわけにはいきません。
習得したい科目がラジオ形式というものもありました。
その時の学習は苦労しました😅
授業は録画してPSVitaで見る
突然ですが、ゲーム大好きです🎮
ゲーム好きを活かして、PSVita(ピーエスヴィータ)を使って学習しました。
テレビ科目の授業をnasne(ナスネ)で録画。
録画映像をPSVitaに転送。
そして好きな時に好きな場所で授業を見るという使い方です。
ゲームをしない方のために簡単に解説。
nasne(ナスネ)とは…
ソニー・コンピュータエンタテインメントが販売していたハードディスクレコーダー機能を搭載したネットワークストレージ。
簡単にいうとTV番組レコーダーのこと。
ソニー製nasneは2019年に出荷を終了。
現在はバッファロー製nasneが販売中。
PSVita(ピーエスヴィータ)とは…
ソニー・コンピュータエンタテインメントが販売していた携帯ゲーム機。
携帯ゲーム機だけど、動画を観たり音楽を聴いたりできるスグレモノ。
2019年に出荷を終了。
nasneとPSVitaは同じソニー・コンピュータエンタテインメント製。
だから連携がとてもスムーズ。
簡単に動画転送ができます。
現在はテレビ授業もラジオ授業もほとんどがインターネット配信しています。
パソコンやスマホがあれば視聴できる。
でも僕は、仕事と学習の両立で気分が滅入ってしまわないように普段遊んでいるゲーム機を学習の中に取り入れることにしました。
その結果、実際の効率も良かった。
PSVitaで録画動画自体を持ち歩いているので次のメリットがありました。
- Wi-Fi環境を気にせず観れる。
- 再生速度も簡単に調整できる。
試験の待ち時間にサッと取り出して授業動画を観ていました。
放送大学 単位認定試験までの学習の流れ(僕のやり方)
僕が実践してきた単位認定試験までの流れを紹介します。
いわゆる「教科書」が届きます。
通信指導課題と自習型問題が添付されています。
授業の放送は待たずにテキストのみで学習します。
授業は週に1回なので、それを待っていると学習が遅れがちになるからです。
テキストを読みながら通信指導課題と自習型問題に取り組みます。
放送授業は知識の裏付けとして活用しました。
通信指導課題を提出することで単位認定試験の受験資格がもらえます。
通信指導課題はWeb通信指導で提出していました。
Web上で通信指導課題に答えて「送信」することで提出となります。
郵送で送るより断然早いし簡単!
Web通信指導は「システムWAKABA」にログインして取り組めます。
一度だけ、通信指導課題の採点結果が最低50点の時もありました。
しかし単位認定試験の受験資格はもらえました😅
実際の合格ラインは不明。
いよいよ録画していた放送授業の出番です。
放送授業を観ながら通信指導課題と自習型問題を中心に学習を進めていきます。
必要な内容はノートにまとめていきます。
書いて覚えるタイプなのでノートを作成しました。
(参考:放送大学ノートの取り方)
ノートがあるとあとで振り返りができるから便利。
単位認定試験間近になったら過去問題を中心に学習を進めます。
過去問は放送大学公式HPからダウンロードできる。
これは活用するしかない!
過去問を解くことで、出題傾向がわかります。
通信指導課題と自習型問題と過去問題を繰り返し解いていきます。
問題に関連した内容は、ノートを活用しながら理解を深めていきます。
理解が浅いところは何度も放送授業を観て復習。
ここで、いつでもどこでも動画が観れる PSVita をフル活用します。
試験本番は、とにかく頑張る!
受講した科目によって試験形式は異なります.
マークシート方式が多いようです。
答えがわからなくても空白にはしない。
試験後3週間ほどで郵送にて結果が届きます。
毎回ドキドキです。
放送大学 仕事と勉強の両立のために
仕事と勉強の両立は決して “ 楽 ” とは言えません。
仕事と勉強の両立で一番重要なのが時間の確保です。
限られた時間の中で効率よく学習を進めることが必要になります。
卒業の時期を決めたことで計画的に学習が進められました。
放送授業はできるだけTV授業を選んだことは理解の効率を考えたものです。
仕事と勉強の両立のため僕がとったペースは次の通り
TV授業メインで一学期中に4科目に合格。
これが僕にとってちょうど良い学習ペースでした。
仕事と勉強の両立のために
放送大学卒業までの自分の学習ペース・学習スタイルを作りましょう。
自分に合ったペース作りが重要
モチベーションの維持のために
放送大学の卒業までは長い道のりとなります。
モチベーション維持のため、僕がやってきたことを解説します。
放送大学 学習センターでの学習がおすすめ
仕事が忙しくなってくると、学習がおろそかになる傾向がありました。
家にいると休みの日はダラダラと過ごしてしまいがち。
僕はあえて学習センターに出向いて勉強を進めました。
放送大学の学習センターは各都道府県にあります。
学習センターは冷暖房完備だし、図書室もあるので学習にはもってこいの環境です。
しかも自分以外の放送大学の学生さんたちも勉強に来ているので、それだけでも刺激になります。
「みんな頑張ってるんだなぁ・・・」って😃
学習センターで集中して数時間勉強した後は、勉強はスパッとやめて好きなことをやる。
メリハリをしっかりつけました。
そのおかげで、あまり負担に感じず乗り切れたと思います。
好きなアイテムを使う
放送授業を録画してPSVitaを使って観ていたのもモチベーション維持のため。
そのほかにも僕は放送大学用のカバンをお気に入りのものにしていました。
とても丈夫で愛着があるカバンなので、放送大学卒業後も仕事カバンとして使用しています。
文房具といった小物類にも気を使い、お気に入りを持つことでモチベーションを維持してきました。
学習を楽しむ
最終的な目標は単位を習得して大学を卒業すること。
ですが…
そこだけにこだわらないように意識しました。
単位習得だけを目標にすると学習自体が作業化してしまうと考えたからです。
新しい知識を得ることを楽しみました。
具体的に何をしたかというと…
学んだことを妻に話しました😊
ねえ、知ってる?今日学んだんだけどさ…
へー。なんか難しいけど面白いね。
というような感じです。
学んだことを誰かに伝えるためには、知識を頭の中でまとめる必要があります。
学んだことを定着させることにも役立ったと思います。
身近に話せる仲間がいる人はおすすめの方法です😊
まとめ
学習方法は十人十色。
それぞれやり方は異なると思います。
僕はこのやり方で4年半で卒業できました。
「半」というのは、実は2科目不合格を出したので再試験を受けた結果です😅
仕事と学習の両立は容易ではありません。
でも卒業したときの満足度はとてもとても大きいです。
頑張ってください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【関連リンク】
学ぶことの大切さ|学びは人生を豊かにします!