2015年からインコとたちと暮らしています。
セキセイインコ達の餌はシードが中心。
シード中心の餌ではビタミン不足が不安です。
セキセイインコ達の健康のため小鳥用サプリメント ネクトンSを使用しています(関連記事:セキセイインコのビタミン補給)
ネクトンSの効果を実感したあと、換羽期用と言われるネクトンBIO(現ネクトンBiotin)も併用しています(関連記事:換羽期に欠かせない栄養補給)
小鳥用サプリメントの代表2種とも言えるネクトンSとネクトンBIO(現ネクトンBiotin)。
様々な視点で比較します。
2015年からインコとの生活開始。
インコの可愛さに魅了され、徐々にインコ家族が増える。
現在セキセイインコ2羽、コガネメキシコインコ1羽と同居中。
家族全員インコ好き。
外観
まずは見た目の違いから。
パッケージ
それぞれのパッケージです。
ラベルが違うのみであとは同じ。
右の方がネクトンBiotin。ネクトンBIOの後継商品です。
ネクトンBIOの名前が定着しているからネクトンBiotinの知名度は低い印象です。
パウダーの状態
ネクトンSもネクトンBiotinもパウダー状のサプリメントです。
左がネクトンS
右がネクトンBiotin
見た目は全く同じです。
購入できる場所と価格
どちらもペットショップやオンラインショップで購入できます。
ショップによって販売価格に幅があります。
販売価格はネクトンSよりもネクトンBiotinの方が若干高い傾向です。
栄養成分
各種栄養成分の違いを見てみましょう。
1kgあたりの栄養添加物の量です。
ビタミン類
ネクトンS | ネクトンBiotin | |
ビタミンA | 6600000IU | 6600000IU |
ビタミンB1(塩酸チアミン) | 670mg | 670mg |
ビタミンB2(リボフラビン) | 1680mg | 1680mg |
ビタミンB3(ナイアシンアミド) | 10000mg | 10000mg |
ビタミンB5(パントテン酸カルシウム) | 3300mg | 3300mg |
ビタミンB6(塩酸ピリドキシン) | 670mg | 670mg |
ビタミンB7(ビオチン) | 30000μg | 200000μg |
ビタミンB9(葉酸) | 225mg | 225mg |
ビタミンB12(シアノコバラミン) | 2000μg | 2000μg |
ビタミンC(L-アスコルビン酸) | 16670mg | 16670mg |
ビタミンD3(コレカルシフェロール) | 10000IU | 10000IU |
ビタミンE(酢酸αトコフェロール) | 6665mg | 20160mg |
ビタミンK3(ナメジオン重亜硫酸ナトリウム) | 1330mg | 1330mg |
ビタミンB7(ビオチン)とビタミンEはネクトンBiotinの方に多く含まれています。
換羽期に必要な栄養素はビタミンB7とビタミンEと言われています。
ネクトンBiotinが換羽期用と言われる理由です。
アミノ酸
ネクトンS | ネクトンBiotin |
リシン、メチオニン、 グルタミン、アスパラギン酸、 グリシン、ロイシン、 アラニン、アルギニン、 バリン、イソロイシン、 トレオニン、ヒスチジン、 シスチン、チロシン、 プロリン、セリン、 トリプトファン、ファニルアラニン | リシン、メチオニン、 グルタミン、アスパラギン酸、 グリシン、ロイシン、 アラニン、アルギニン、 バリン、イソロイシン、 トレオニン、ヒスチジン、 シスチン、チロシン、 プロリン、セリン、 トリプトファン、ファニルアラニン |
どちらも全く同じ。
微量元素
ネクトンS | ネクトンBiotin |
硫酸第2鉄(2500mg)、硫酸亜鉛(1220mg)、 硫酸マンガン(1250mg)、硫酸銅(200mg)、 硫酸コバルト、硫酸マグネシウム、 | 硫酸第2鉄(2500mg)、硫酸亜鉛(1220mg)、 硫酸マンガン(1250mg)、硫酸銅(200mg)、 硫酸コバルト、硫酸マグネシウム、 |
こちらも全く同じ。
その他
ネクトンS | ネクトンBiotin |
ブドウ糖、 香料、 ヨウ素酸カルシウム(100mg)、 炭酸カルシウム、 パントテン酸カルシウム、 イノシトール | ブドウ糖、 香料、 ヨウ素酸カルシウム(100mg)、 炭酸カルシウム、 パントテン酸カルシウム、 イノシトール |
これも全く同じでした。
まとめ
ネクトンSとネクトンBIO(現ネクトンBiotin)を比較しました。
ネクトンBIO(現ネクトンBiotin)の方が換羽期に必要な栄養素ビタミンB7とビタミンEが多く含まれていることがわかりました。
ネクトンSは小鳥の健康に必要な栄養素がバランスよく入っているため普段使いのサプリメント。
ネクトンBIO(現ネクトンBiotin)は換羽期用として使い分けることができます。
特徴を知って上手に使い分けながら、インコ達の健康管理に役立ててみてはいかがですか。
最後まで読んでくださりありがとうございました。