漫画本が大好きです。
漫画のほかにも小説とかハウツー本も読みます。
小さな頃から本はよく読んでいた方だと思います。
そのほとんどが漫画本だけどね
ジャンルに関係なく本からはいろんな知識が得られます。
僕が結婚して子供が生まれた時、母が僕にこう言いました。
子供には惜しまず本を買ってやれ。
漫画でもなんでもいいから。
お前にもそうしてきた。
小さな頃から本をよく読んでいたのは、母がそういう環境にしていたんだと大人になってから知ったわけです。
そのおかげで僕は本を身近に感じるようになりました。
母に言われた通り、僕の子供にも欲しがった本は惜しみなく買い与えてきました。
その結果、僕の子供たちも「本好き」になりました。
この記事はその時の経験記録です。
読書 漫画でもいい
漫画本は読書に入るか?
考え方はいろいろあるでしょう。
本を読む行為はそれが漫画だろうがなんだろうが読書の範疇に入るというのが僕の考え方。
基本的に、本を読む(読書する)なら漫画でもいいという考え方です。
そんなわけで3人の子供たちには本を惜しみなく買い与えました。
そのほとんどが漫画本だけどね。
僕が子供だった頃と同じ。
本好きになるまで 実際にやったこと
子供たちには本を身近に感られるようになってほしいという思いがありました。
そんな思いの元、僕らが子供たちにしてきたことは次の通りです。
本人が主人公 名前入りの本
子供が文字を読めるようになったら本デビューです。
初めは子供が興味を持ったキャラクターが使われている絵本からスタートしました。
興味のあるキャラクターが使われているだけあって子供の食いつきは抜群です!
やがて保育園へ行くようになるとさらに本に触れる機会も多くなりました。
この頃から子供は話の内容に興味を示すように。
この時期に子供たちに与えた本が本人や友達が登場する名前入りの本です。
基本ストリーが決まっていて、その中に本人の名前が印刷できる本です。
「カブトムシが大好きなコージくんは、今日も虫取りに出かけます」
みたいな感じで本人が主人公になれるんです!
これは子供たちの食いつきが良かった!
子供の反応も面白かった!
クリスマスでプレゼントしたときの子供の反応は…。
なんで僕の名前とか友達の名前がわかるんだろう?
サンタさんはいつも見てるんだよ。
だから何でもわかっちゃう!
サンタさん!スゲー!
3人の子供それぞれに同じようにプレゼントしました。
3人とも同じ反応をしました(笑)
お話がわかる年齢になったら名前入り本はオススメです。
ほとんど漫画本
小学生になると欲しがる本はほとんど漫画本になりました。
その当時、子供たちに人気だったのがコロコロコミックです。
今でも小学生に人気なのかな?
コロコロコミックは発刊のたびに購入していたし、別冊も欲しがるので買っていました。
ウチの子は男女いるのですが、性別に関係なくコロコロコミックを楽しんでいましたね。
僕も一緒になって読んでました。
コロコロコミックを読んでいると漫画ごとに単行本が欲しくなります。
新刊ばかり買っていては流石に家計にもダメージが💦
古本屋でまとめ買いもしました。
そうこうしているうちに子供部屋の本棚は漫画本で一杯に!
子供たちは時間があれば漫画本を読んでいました。
読む本に変化
子供たちが中学生頃になると読む本に変化が出てきました。
漫画本以外を読むようになったのです。
お気に入りの人の自叙伝とか、お笑い芸人が書いた小説とか、大ヒットした映画の原作とか…。
絵が主体の漫画本から活字が主体の本に変わっていったのです。
その変化にも合わせて、欲しい本は惜しみなく準備しました。
とはいっても…読む本の多くは漫画本でした(笑)
大人になった子供たち 本好きになった
惜しみなく本を与えていた結果、大人になった子供たちは本好きになりました。
長男 アメコミ原作
アメコミ好きになった長男は翻訳本ではなく、英語版も読むようになりました。
翻訳ソフトを片手に、訳しながら読むのが面白いそうだ。
英語は苦手だったはずなのに?
アメコミだと英語も平気なんだな…。
その変化ぶりに驚きです。
次男 ハウツー本
コロコロコミックを一番読んでいた次男。
大人になってから主にハウツー本を読むようになりました。
次男曰く…
「ネットで調べてもいいんだけど。情報が散乱しててわかりにくいんだよね。本の方がまとまってるし分かりやすい」
という理由のようです。
スマホ社会で育ってきた次男。
ネット検索は日常的ですが、詳しく知りたいことについては本を選ぶようになりました。
コロコロコミックがハウツー本に変わるとはね。
長女 漫画を描く側
長女は漫画を描く側になり、とある本の連載を経て単行本を2冊出版。
漫画家デビューを果たしました(実話)
【子育て経験談】子どもの将来の夢は大切に育もう|娘が漫画家デビューを果たしました。
単行本の出版はそれきりで現在はイラストレーターとして生計を立てています。
小さな頃から漫画家になりたい!って言ってたのが本当になるとは。
小さい頃に読んだ本がストリー作りに役立ったんじゃないかな。
読書 苦手な理由
一般的に読書が苦手だという理由にはいくつかありますが主なものは次のとおり。
- 活字が苦手
- 興味がない内容
- 強制的に本を読まされた
活字が苦手
もう少し詳しくいうと活字だけがびっしり並んだ状態が苦手ということでしょう。
今ではスマホが普及し普段から活字を見ることも多くなりました。
簡単に電子書籍もダウンロードできる時代なので活字が苦手という人は少なくなったかもしれません。
僕の子供がまだ小さかった頃は今のようにスマホは普及していません。
電子書籍なんて当然ありません。
現代の環境に比べれば活字に触れる機会は少なかったと思います。
興味がない内容 強制的
興味のない内容を強制的に読まされたといえば学校で出された読書感想文ではないでしょうか。
読書感想文は苦手でした。
感想文を書くために本を読むのでは本来の読書ではありません。
感想文を書かせることで読書の機会を与えるということのなのかもしれません。
でも強制的だと読書自体が面白くないものになってしまいます。
好きになるものは自発性が大事なのだと思います。
本好きになった理由を考える
自分の体験から、我が家の子供たちが本好きになった理由を考えてみます。
本の面白さを感じる
一番最初に触れる本は大人が選んで子供に与えることになります。
その本が気に入るかどうかは子供次第。
いろんな本を与えているうちに、子供が興味を示すものが何か分かってくると思います。
子供が興味を示す本を与えることで本て面白いと感じてくれるのではないでしょうか。
我が家の場合は、子供が好きなキャラクターを使った絵本で始まり、名前入り主人公になれる本で本に興味を持ち、漫画本で面白さを感じたのではないかと思います。
本好きになる 自発性が大事
本が好きになるのは自発性が大事だと思います。
興味のない本を読まされても面白くないし頭にも入ってきません。
自分から選んだ本はとても面白いし、内容も頭に入ってきます。
本から新しい知識が得られれば本はさらに楽しいと感じられるでしょう。
我が家の場合、漫画本とはいえ本人が望む本を買い与えたことが本好きに繋がったのだと思います。
漫画本は空想だけ?
漫画本は空想の話が多いです。
しかし、その空想も何らかの事実がベースとなって作り出されたもの。
本の内容が面白ければ、空想から現実に触れようとする道ができます。
有名な漫画 ドラゴンボールの主人公の孫悟空。
孫悟空の元ネタは西遊記に登場するキャラクターです。
ドラゴンボールの孫悟空が好きになった人の中で、元ネタの西遊記の孫悟空ってどんなキャラなんだろう?と興味を持った人はいると思います。
興味を持った人の中で元ネタの西遊記を読んでみたという人もいるのではないでしょうか。
漫画本は空想だけど、実在するストーリーやキャラクター、理論がベースになっているものもあります。
入り口が空想話の漫画本でも、現実にあるものに繋がることができます。
そういう意味では漫画本も知識が得られる本だと考えて良いと思っています。
まとめ
我が家の子供たちは、ほとんど漫画本でしたが、たくさんの本に触れることで本好きになりました。
漫画本だけにとどまらず、そこから別のジャンルの本に繋がっていきました。
子供3人とも本好きです。
この記事は僕の実体験の記事です。
本に関して何かの役に立つと嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。