2024年3月にSBI証券 クレカ積立のポイント付与率の変更が発表されました。
その内容を知り、多くの人がガッカリしたことと思います。
僕もガッカリしました
クレカ積立ポイント還元率の変更はクレカ積立月額上限5万円から10万円へ引き上げに伴う変更です。
我が家の場合5%のポイント還元が期待できましたが今回の発表で1%に激減しました💦
この記事は、SBI証券クレカ積立ポイント還元率がどんなふうに変わったのか解説します。
SBI証券 クレカ積立 ポイント付与率変更前
2024年4月現在のSBI証券クレカ積立 ポイント付与率は次の一覧表のようになっています。
カード種類 | ポイント付与率 (2024年5月買付分から 2024年10月買付分まで) | 最大ポイント付与数 (2024年5月買付分から 2024年10月買付分まで) |
---|---|---|
三井住友プラチナプリファード Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード | 5% | 30,000ポイント |
三井住友カード ゴールド(NL) Oliveフレキシブルペイゴールド | 1% | 6,000ポイント |
三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ | 0.5% | 3,000ポイント |
このポイント還元は「クレカ積立上限額10万円引き上げキャンペーン」というものです。
キャンペーン期間は2024年5月買付分から2024年10買付分まで。
これが終了すると次で説明するポイント付与率に変更されます。
SBI証券 クレカ積立 ポイント付与率変更後
2024年11月買付分からは次のように変更になります。
カード種類 | ポイント付与率 (年間カード利用額に応じて) | 最大ポイント付与数 |
---|---|---|
三井住友プラチナプリファード Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード | 500万円以上:3% 300万円以上:2% 300万円未満:1% | 36,000ポイント |
三井住友カード ゴールド(NL) Oliveフレキシブルペイゴールド | 100万円以上:1% 10万円以上:0.75% 10万円未満:0.0% | 12,000ポイント |
三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ | 10万円以上:0.5% 10万円未満:0.0% | 6,000ポイント |
注目すべきはポイント還元率が年間カード利用額に応じて変わるということ。
変更前のポイント付与率は最大5%でしたが、変更後は最大でも3%と減少しました。
しかも!
3%のポイント付与を受けるには年間カード利用額が500万円以上です!
月に41万7000円のカード利用がないと最大の3%は実現しません!
月に41万7000円のカード利用が可能なのは、かなりの年収がある人です。
対象者は限られますね💦
クレジットカードの年間利用額が100 〜 300万円未満の人のポイント付与率は1%。
三井住友プラチナプリファードの年会費は33000円
三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は通常5500円(年間100万円のカード利用で年会費無料)。
カードの年会費を考えれば三井住友カード ゴールド(NL)が最もバランスがよさそうです。
また、年間カード利用額にも細かな条件が設定されています。
「こんなはずじゃなかった!」
ということがないようにSBI証券HP、三井住友カードHPは必ず確認しましょう。
重要なことほど小さな文字で書かれている傾向あり💦
我が家の場合
2024年3月にSBI証券クレカ積立とは無関係でクレジットカードを三井住友プラチナプリファードに変更しました。
三井住友プラチナプリファードのつ通常利用のポイント還元率は1%です。
日常使いするカードとしてポイント還元率が良いので変更しました。
もともとSBI証券でほんの少し株を所有していました。
SBI証券のクレカ積立でプラチナプリファードが5%還元なら、これを機会にNISA口座を移しても良いかなぁと考えていました。
我が家の場合、クレカの年間利用額は300万円使うかどうか微妙なライン。
300万未満の場合はのポイント付与率は1%です。
5%から1%への激減ではメリットは極めて少ない💦
今回の付与率変更でNISA口座を移すほどのメリットは感じられなくなり…。
移さず現在の証券口座を継続することにしました。
各ネット証券会社がクレカ積立ポイント付与率合戦みたいになっています。
僕の実感として重要だと考えるのは…
- ポイント付与率に惑わされない
- 自分が使いやすい証券口座環境を利用する
です。
僕は投信積立を2007年から続けています。
現在クレカ積立は設定していません。
その辺の詳しいことは別記事でまとめてあります。
良かったら読んでみてください。
まとめ
2024年から新NISAが始まりクレカ積立も話題となっています。
しかし、忘れちゃいけないのは主は積立投信だということ。
クレカ積立のポイント還元はおまけ程度と考えた方が良さそうです。
積立投信は長期継続で真価を発揮する資産運用です。
ポイントに惑わされて右往左往するより、計画的に長期間無理なく継続できる方法を取ることが重要です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。