延床面積30坪の小さな木造一戸建てに住んでいます。
築10年経った頃、ハウスメーカーから10年目無料点検の案内が来ました。
住んでいて困ることもなかったので点検・メンテナンスは行わず。
さらに5年が経過し…。
ハウスメーカーから15年目無料点検の案内が来ました。
15年経ったけど住んでいて特に困ることはなかったのですが…
さすがに15年間、何もメンテナンスしないのはまずいと感じ無料点検を受けることにしました。
無料点検を受ければ修繕箇所が指摘されメンテナンスをする流れになることは承知の上です。
また木造一戸建てが15年経過するとメンテナンス費用は一体どのくらいかかるのか知りたいというのもありました。
ハウスメーカーの15年目無料点検後、見積もり金額を確認した結果…。
家のメンテナンスを実施することを決めました!
その費用を公開します。
この記事が家のリフォームを検討している人の役に立つと嬉しいです。
![](http://image.moshimo.com/af-img/4947/000000075718.png)
我が家の概要
我が家の概要は次の通り。
- 築15年
- 延床面積:30坪
- 総二階建て
- 雪国在住
家族5人で暮らしていました。
子供達は自立したので現在は夫婦2人暮らし。
家 メンテナンス 費用
築15年の我が家の場合、メンテナンスにかかる項目は5つになりました。
それぞれの項目ごとに費用は次の通り。
工事種別 | 金額 |
---|---|
外壁屋根塗装工事 | 1,168,000 |
架設足場工事 | 277,400 |
外壁張替板金工事 | 154,000 |
防蟻工事 | 151,200 |
産廃処分 | 18,,000 |
値引き | 58,600 |
消費税 | 171,000 |
合計 | 1,880,000 |
木造一戸建て築15年目のメンテナンス費用は1,880,000円となりました。
各項目費用はおよその金額で表記しています。
最終的な合計金額はキリが良いように調整が入っています。
![](http://image.moshimo.com/af-img/4947/000000075721.png)
家 メンテナンス 項目について
それぞれの項目ごとにみていきます。
外壁屋根塗装工事
家も15年経つと外壁と屋根は、日光・雨や雪で劣化します。
外壁と屋根を塗装することでの耐久性を上げます。
また塗装することで古くなった壁が綺麗になるため美観が蘇るといったメリットもあります。
もともとの見た目通りに塗装するのも良いですが、色を変えて目新しさを演出することもできます。
家の色を変えてイメージチェンジすることは、外壁屋根塗装を実施することの特権と言えるでしょう。
外壁屋根塗装については別記事でもう少し詳しくまとめてあります。
架設足場工事
2024年4月に足場に関する法改正がありました。
高所作業者の安全確保のため、安全性が高い足場の設置が義務付けられました。
そのため足場の価格が法改正前の2倍近くになっているそうです。
![](https://kozislowlife.com/wp-content/uploads/2024/04/kouji_ashiba-300x268.webp)
外壁張替板金工事
劣化した外壁の張り替え工事です。
リフォーム業者さんに指摘された箇所は、素人目線で見ても劣化が著しい箇所がありました。
劣化が激しい箇所は塗装だけでは修復が不十分となるため外壁の張り替えが必要になります。
雪国では凍結が外壁を著しく傷めるようです。
防蟻工事
シロアリ対策です。
新築時にはシロアリ対策が施されていますが15年も経つとその効果はほとんど消えているとのこと。
シロアリ被害は、ある日突然、大量の羽蟻の死骸が見つかって気付くパターンが多いとのこと。
そんなふうに気づいた時は、すでにシロアリ被害は深刻になっていることが多いそうです。
幸いにも我が家では羽蟻は見つかってませんが、この機会にシロアリ対策再施行をお願いしました。
![](https://kozislowlife.com/wp-content/uploads/2024/06/bug_shiroari_taisaku-300x236.webp)
産廃処分
外壁張替工事に伴う処分料です。
値引き(リフォーム補助分)
僕が住む市では申請すればリフォーム補助金が出ます。
リフォーム補助制度を受けるには条件があります。
僕が住む市では市内のリフォーム業者という条件があります。
依頼したのは市外のリフォーム業者。
そのため補助金を申請することができません。
その点を考慮してリフォーム補助金上限相当の値引きをしてくれました。
![コージ](https://kozislowlife.com/wp-content/uploads/2023/10/ko-zi_face_00.webp)
これは有難い
リフォーム補助金制度は住む地域で違いがあります。
市のHPなどで確認するのが良いでしょう。
リフォーム費用は積立がオススメ
築15年目の我が家のメンテナンス費用は188万円となりました。
新築後、メンテナンス費用として毎月1万円ずつ積み立てたとすると…
1万円 × 12ヶ月 × 15年 = 180万円
およその資金が貯まる計算になります。
新築をしたら将来を見据えてメンテナンスリフォーム用に積立をしておくことがオススメです。
![コージ](https://kozislowlife.com/wp-content/uploads/2023/10/ko-zi_face_02.webp)
まとまった金額が一気に出るのは痛いですから…
リフォーム費用は分割払いに対応している業者さんもあります。
相談してみると良いでしょう。
まとめ
木造一戸建て築15年目のメンテナンス費用は、我が家の場合188万円でした。
メンテナンスの項目別の費用はだいたい相場の範囲だったのでこの金額で受けることにしました。
暑さ寒さから私たちを守り続ける家。
年数が経つと劣化するのは当然。
長く住み続けるためにも定期的なメンテナンスは必要だと思っています。
この記事が一戸建てに住む人の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。