子供たちの成長の思い出が詰まった小さいけれど大切なマイホーム。
そのマイホームに異変が起きたのは築10年ほど経った頃。
エアコンの室外機の上に米粒大の黒いものが点々と…
最初は何かのゴミかと思っていました。
気になったのでネットでいろいろ調べると…
なんと!コウモリの糞だということがわかりました。
大切なマイホームをコウモリから守るための奮闘記録です。
家に住み着くコウモリ アブラコウモリ
“糞”のみで実体が見えない「敵」をまずは知らなくてはなりません。
調べました。
日本の家屋に住み着くコウモリはアブラコウモリ。別名イエコウモリともいいます。
ちょっと専門的な話になりますが、学名をピピストレルス アブラムスというそうで。
この学名からアブラコウモリと呼ぶようになったようです。
アブラコウモリと聞くと体が油っぽいのかな?
と変な想像をしてしまいそうですが違うようです。
「敵」の名前はアブラコウモリです。
コウモリによる被害は5種類
コウモリによる被害にはどんなものがあるのか調べました。
主に5つの被害に分類できそうです。
①音の被害
コウモリが家に住み着くと、コウモリの鳴き声や移動するときのカサカサ音が聞こえるそうです。
幸いにも我が家には音の被害は出ていません。

夜、静かになったとき気になりそう。
②ニオイの被害
コウモリの糞や尿による被害です。
エアコンの室外機の上で発見した糞自体はあまりにおいませんでした。
匂いを嗅ぐ勇気もなかったし直感的に近づいたらマズイって思ったので触りもしませんでした。
糞以外では、子供部屋の窓が雨でもないのに濡れていたことが。
この時は嫌なニオイがしたので、おそらくコウモリの尿だと思われます。
アブラコウモリの糞には、さまざまな雑菌があると言われています。

素手で触ったりニオイを嗅ぐのはやめたほうがよさそう。
③ダニやノミの被害
コウモリにはダニやノミが寄生していると言われています。
住み着いてしまったらダニやノミが家の中に侵入してくる可能性が…。
ダニやノミは小さくて見えにくい。
体が痒いとか虫に刺されたみたいといった皮膚症状が出て初めて気づくという少々厄介な被害です。
我が家は、この被害は出ていません。
④建物の老朽化を進める被害
天井裏などにコウモリが住み着くと、そこで糞尿をするため天井にシミができます。
天井にシミができてしまったら放置しておけません。
修繕せざるを得ない状況になります。
我が家には、この被害はでていません。
天井にシミができる前におそらく
①音の被害
②ニオイの被害
が先に出て気づくと思います。

あまり使わない部屋だと気づくのが遅れるかも…。
⑤外観の被害
エアコン室外機の上でコウモリのフンを発見してから、
それを見つける度に気分が下がります😓
片付けてもしばらくするとまた落ちている。
不潔な印象を与え、見た目がかなり良くない💦
我が家の場合、これをきっかけに何か対策をしなければ…
と考えるようになりました。
コウモリ 悪いイメージだけ?
コウモリに住みつかれると被害が目立つので悪いイメージが先行します。
せっかく(?)コウモリに住みつかれたのなら、何か良いいわれみたいなものはないものか?
期待を込めて調べました。
コウモリは「幸盛り」「幸守り」
実は、コウモリは縁起がよいとされているようです。
コウモリは漢字で「蝙蝠」と書きます。
しかし、コウモリを幸盛りまたは幸守りというふうに当て字を使って幸せのシンボルとされていたということです。
このことからコウモリが住み着いた家には幸せが訪れると言われていたそうです。
中国では福を招く動物
コウモリは幸せの象徴とする考え方は、中国からきているようです。
コウモリは漢字で「蝙蝠」
中国で幸福を意味する言葉で「偏福」というものがあるそうです。
漢字もそっくりだし、発音も似ているとのことでコウモリは幸せの象徴となったようです。
風水でもコウモリは豊富な富の象徴とされているそうです。
正義の味方にもコウモリ
コウモリについて調べていたら思い出しました。
昔、黄金バットという漫画がありましたね。
僕はギリギリで覚えている年代です。
見た目は金色のドクロですが、正義の味方です。
黄金バットの周りにはコウモリが飛んでいたのを覚えています。
アメコミではみんなが知っているバットマンも正義の味方。
コウモリ=ダークなイメージだけではなさそうです。
コウモリ被害 対策グッズ
コウモリには幸せのシンボルといった良いイメージもあることが分かりました。
かといって家の周囲にコウモリの糞が落ちている状態を放置しておくわけにはいかない。
コウモリ被害に対して対策を考えました。
ネット上で対策グッズを調べて実際に使ったもの2種類を紹介します。
コウモリが来ないようにする
①超音波式コウモリ撃退器
コウモリがよって来ないようにするための対策グッズ。
大手インターネット通販サイトで販売していた超音波式コウモリ撃退器。
2個セットで1000円という激安!
しかも使い方は、コンセントにさすだけという超簡単仕様!
購入して1ヶ月ほど使用して経過を観察しました。
結果は…。
みなさんが想像している通り、なんの効果も変化もありませんでした😅
コウモリ追い出し
②コウモリ忌避スプレー
実は、コウモリは鳥獣保護法で守られています。
殺してはいけないのです。
コウモリ撃退用スプレーも忌避スプレーとなっています。
追い払うだけです。
僕が仕様しているのはイカリ消毒製のコウモリ忌避スプレーです。
メントールの強いニオイがします。
コウモリの住処に噴霧すると、コウモリはそのニオイを嫌って逃げていくというものです。
コウモリの追い出しを目的とした対応策です。
糞が見つかったエアコン室外機上部の屋根のあたりをよくみると、狭い隙間を発見しました。
嫌な予感100%です。
そこを目掛けてスプレー噴霧!!!
しばらくすると、1匹、2匹、3匹・・・と次々にコウモリが隙間から逃げていきました!
忌避スプレーの効果は抜群です!
ついに、肉眼で敵(アブラコウモリ)の姿を捉えることができました!
コウモリとの戦いは続く
コウモリが確実に住み着いていることを確認してからは、妻と協力してスプレー攻撃をしています。
コウモリは夜行性で夕方くらいになると活動をし始めるので、その時間帯にスプレーをすると高確率で逃げていく姿を確認できます。
これを3年ほど続けています。
しかし!
スプレーのみの応戦では限界が!
これはもうプロに頼るしかない!
次回、コウモリ駆除のプロの実態にせまります!
つづく・・・
【続編記事】

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。