上の『この記事はこんない人にオススメ』はまさに僕のことです。
昔から怒りっぽいところがありました。
若い時は、そりゃもうひどかったですが加歳とともに落ち着いてきたように思います。
妻も「昔から比べたらだいぶマシになったよね」といってくれます。
「マシになった」という表現なのでまだ怒りっぽさは残っているということでしょう。
まいったね、コリャ💦
確かに自分でもまだまだ怒りっぽいところは残っていると感じています。
若い時、怒りに任せて行動したことで数多くの失敗をしました。
怒りの感情のまま行動するとロクなことはないということを嫌というほど経験しています。
経験から学んだ怒りのコントロールについての記事です。
怒りの感情が出るキッカケ(僕の場合)
今まで怒りの感情が出たきっかけを振り返ると次のようなこと。
相手の行動が許せない
例えば…
仕事でチームワークを乱すような行動だったり仕事でルーズな一面を見せたり、やるべきことをキチンとやらなかったり…。
相手の行動を見ていて、このように感じた時点でイライラしていました。
自分のことを甘くみられた
例えば…
飲食店で自分より後から注文した人の料理が先に届くとかカーディーラーにいっても誰も自分に対応してくれないとか…。
自分が「ナメられた」と感じた時に怒りの感情が出てきます。
キッカケは些細なこと 問題なのは…
僕の怒りの感情が出るきっかけは、冷静に考えればとても些細なことなんです。
文字にすると恥ずかしいくらい。
ホント些細なことでイライラしてたんです。
些細なことなのになぜ怒りの感情が現れるのか?
何が問題なのか考えてみました。
自分の価値観で相手を判断
相手の行動が許せない場面では、自分の価値観で相手を判断することが問題です。
仕事に向かう姿勢や進め方は人それぞれ。
仕事に対する価値観は違うのだから取り組み方は違って当然。
冷静に考えれば自分の価値観で相手を見て怒りの感情を抱くことではないのです。
「べき」が多い
相手の行動が気になるのは、自分の中で「こんな時はこうすべき」という思考が出ています。
これも自分の価値観で相手を見ている現れだと言えるでしょう。
「◯◯すべきだろ」という思考が出始めたら怒りの感情の危険信号。
◯◯すべきという考え方が強く出過ぎることが問題です。
他者との比較
自分のことを甘く見られたという考え方は被害的な考え方です。
料理の順番が変わったのは、単に注文したメニューの違いかもしれない。
カーディーラーの場面では、たまたまセールスが手薄だったかもしれない。
冷静に考えると自分を甘く見られたということではないとわかります。
自分のことを甘く見られたという感情はそもそも他者との比較から始まっていると思います。
自分よりあいつの方が遅くきたのに順番が早い。
みんなには対応しているのに自分のところには誰もこない。
どっちも比較しています。
自分と他者を比較することが問題です。
怒り コントロールするために必要なこと
怒りの感情でたくさん失敗してきた経験から怒りをコントロールすために必要だと思うことを挙げます。
怒りのトリガーを知る
まずは自分の怒り感情がどんな場面で出るのかを知るところから始めてみましょう。
僕の場合は相手の行動が許せないと感じた時や自分を甘くみられたと感じた時に怒り感情が湧いてきます。
自分の怒りのトリガー(引き金)を知っておきましょう。
それを知ると
「あ、この状況はマズイ。怒りが出てくるパターンだ」
とワンクッションおけるようになります。
ここで注意して欲しいことがひとつ。
怒りのトリガーを知るため過去の怒りの場面を思い出すと怒りが蘇ってしまうことがあります。
そこから気持ちが不安定になることもあり得ます。
僕がそうでした💦
その点を気をつけながら少しずつ自分の怒りのトリガーを見つけていきましょう。
人は人 自分は自分
怒りの感情は急には出てきません。
何らかのきっかけで出てきます。
多くの場合、人が関与しています。
僕のように誰かと比較したり、自分の価値観を押し付けたりすると怒りの原因になります。
人は人、自分は自分と考えることが重要です。
これを頭の中で考えるようになってから怒りの感情が出にくくなりました。
怒り コントロール 本
怒りの感情をコントロールするハウツー本が販売されています。
怒りの感情をコントロールすることをアンガーマネージメントといいます。
そういったアンガーマネージメントの本、怒りに関する専門書を一度読んでみることをお勧めします。
僕も読みました
僕の怒りの経験から学んだことが、本によって知識として裏付けができました。
また専門書ならではの目からウロコ情報も得ることができます。
怒りのコントロールの専門書はお勧めです。
まずは「意識」しよう
ここまで解説してきていうのもアレなんですが…。
自分の怒りのトリガーや怒りの感情コントロールノウハウが分かっても怒りの感情は抑えられません。
騙したのか!?
と怒りの感情を出す前にもう少し読んでください💦
怒りのトリガーや対策を知っても怒ってしまったらそれどころではないんです!
大事なのは怒りのボルテージが大きく上昇する前の段階です。
自分の怒りのトリガーを知ることや怒りの感情コントロールの方法。
これらを知って意識することが重要です。
怒りに関する知識や情報を得ることで、それが怒る前のワンクッションとして機能します。
アンガーマネージメントの本には怒りのコントロール方法が紹介されています。
読んですぐ実行できる人はどのくらいいるでしょう?
実行できればそれがいちばん最高です。
でも実行できなくてもその内容を意識するだけで怒り感情のコントロールは可能です。
まずは意識してみましょう。
まとめ
僕はもともと怒りっぽいところがあって、たくさん失敗をしてきました。
文字にするのも恥ずかしいくらいです。
でもこうしてブログ記事にしたことで改めて自分の怒りの傾向を知ることができました。
怒りっぽい性格なんだよな〜と自覚していて、どうにかしたいと思っている人の役に立つとありがたいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。