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今回は住まいの話。
老後の住まいの選択肢として一戸建て、マンション、賃貸住宅など色々とありますよね。
住んだことがないという理由から、我が家では老後の選択肢としてマンションは考えていませんでした。
しかし、ちょっとしたきっかけからマンションの見学と説明を聞く機会があり。
それから老後の住まいとしてマンションも選択肢になりました。
老後の心配な点をほぼ解決してくれるマンションはとても魅力的です。
でも・・・
「老後はマンションに住むぞ!」と素直に決心できない。
なぜでしょう?
それは、一戸建ての魅力も十分感じているからです。
その一戸建ての魅力とはなんでしょう?
それは、一戸建ては生活で心地良さを感じられること。
どういうことなのか解説していきます。
一戸建て メリットや魅力
一戸建てに感じている魅力を書き出してみます。
場所と家への愛着
今の場所に家を建てたのは2008年のこと。
10年以上この場所でこの家に住んでいるから10年ぶんの思い出があります。
当たり前のことだけど、コレが重要であり魅力です。
3人の子供はすでに自立し独り暮らしをしています。
時々ここに集まってみんなで食事をして会話を楽しむことも。
結局この家は、みんなが集まって落ち着く場所になっています。
子供たちが大人になるまで過ごした空間には、家族で過ごした時間がそのまま残っています。
リフォームや建て替えをしたとしても、この場所は自然と家族が集まる特別な場所に変わりありません。
このように一戸建ては場所と家に対しての愛着が魅力と言えるでしょう。
住みなれた場所
近くには、スーパー、学校、大型ショッピングモール、病院など生活に必要な施設がそろっています。
でも我が家の立地条件が特別よいわけではありません。
このような環境は、どの家でもほぼそろっていると思います。
10年以上住んでいるからこそ、家を中心とした周囲の環境に慣れていて全ての行動が負担なくできます。
これは大きなメリットです。
老後の住まいとして考えたとき、新しい場所に適応するためにムダな時間と労力を費やさずにすむのも住み慣れた一戸建てのメリットであり魅力です。
趣味を楽しみやすい環境
個人的な話になりますが…
趣味でトランペットを習っています。
音楽を楽しむとなると周りへの音の影響が気になります。
家は極端に密集していません。
普段の自宅練習では時間帯を意識するくらい。
もちろん、音が全く漏れないわけではないし配慮はしています。
音に関していえばマンションに比べれば気兼ねの度合いは少ないと言えそうです。
他にも…。
家庭菜園が趣味の人は、畑スペースが確保しやすい。
日曜大工が趣味の人は、作業場所の確保がしやすい。
一戸建ての場合、気兼ねなく趣味が楽しめるところがメリットと言えます。
長く住んできた場所には、自分なりの毎日の楽しみ方が出来上がっています。
老後もそれが継続できることが一戸建ての良いところでしょう。
趣味を楽しむことは大事♪
予算の範囲で自分好みにリフォーム
子供が小さかった頃とは生活スタイルが変化しました。
生活スタイルの変化に伴い、今の間取りでは使い勝手が悪い箇所も出てきました。
老後に快適な生活を求めるなら、リフォームが必要です。
必要な箇所だけなら、予算に合わせてリフォームができます。
さらに自分たちが生活しやすく、自分たち好みにリフォームが可能です。
必要な部分だけのリフォームなら必要経費をおさえながら快適な生活を得られます。
建て替えたとしても、すでに土地はあるので建物の費用だけで済みます。
夫婦だけの住まいなら家の規模をサイズダウンして建築費をさらに抑えることも可能。
老後の生活スタイルに合った住まいを構築しやすいのも一戸建ての魅力です。
マンション メリットや魅力は?
一戸建てと比較対象となるのがマンションです。
マンションの魅力をざっと挙げると次のとおり。
- セキュリティが高い
- 草取りなど家周辺のメンテナンスが不要
- 除雪作業が不要(雪国の場合)
- 近所付き合いの煩わしさがない
他にも色々と出てきそうです(参考:マンション住まいのメリット・デメリット)
一戸建てとマンション メリットや魅力の違いとは
一戸建てとマンションの魅力を比較してわかったことをまとめてみます。
一戸建ての場合
一戸建ての場合、場所や家への愛着、趣味を楽しみやすい、などのメリットがあります。
これらは、生きていく上での心地よさと言えます。
心の部分・精神的な側面でのメリットが目立ちます。
マンションの場合
マンションの場合、除雪の心配がない、家のメンテナンスが不要、などのメリットがあります。
つまり生活のしやすさです。
老後を考えた場合、合理性や機能性の部分でメリットが目立ちます。
まとめ
一戸建てのメリットや魅力。
それは生きていく上で心地良さを感じられること。
その理由を解説してきました。
住み慣れた一戸建ては精神的な側面でのメリットや魅力が大きいと言えます。
これに対してマンションは、生活のしやすさつまり合理性や機能性でメリットがあります。
老後の生活のしやすさを考えるならマンションに軍配が上がりそうです。
しかし、人は心と体がワンセット。
心の部分も大切にしたいですよね。
結局、住む人が何に価値を求めるかで選択は変わってくるでしょう。
時間の経過とともに家族の状況や考え方も変わっていきます。
その時が来たら、その時点でBESTだと思う選択をするのでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。